ロッテワールド民俗博物館の展示より
ソウルのロッテワールドというと、ジェットコースターなどの遊園施設が中心で有名だが、歴史マニアにはたまらない民俗博物館がある。
韓国の旧石器時代から時代を追って、精巧なフィギュアや文化財のレプリカなどをふんだんに使って各時代のイメージをわかりやすく展示している。
韓国の人々が、自分たちの歴史である三国時代の百済、新羅のイメージをどのように描いているか。どんな文化財を貴重なものと考えているのか、イメージ形成にはもってこいだと思って見学に行った。
あまりにみごとで、興味深く、また細かいところを撮影(撮影可能)していったため、1時間半近く見ても朝鮮王朝の最初の方までしか見られなかった。夜10時まで開館しているのはありがたい。私が行った平日夜にはあまり入場者がいなくて、落ち着いて見られた。それぞれの展示ごとに日本語の説明があるのもたいへんありがたい。ただし、ガイドブックの販売は早めに終わるようなので注意。
4世紀末の勢力図
百済のイメージ
