首都ワシントンと三権の府
下の地図中のそれぞれの建物の赤い字や、見る方向を示す緑の矢印をクリックしてください。写真が出ます。
図の下にも関連項目への入口がありますのでご覧ください。
アメリカ合衆国は「三権分立」の国家形態の典型的な国である。
議会は法律を制定することを主な権限として持ち、もし大統領がその法案成立に拒否権を行使しても、上院、下院それぞれの出席議員の３分の２以上の多数の賛成により法を成立させることができる。下院が訴追し上院が弾劾裁判をして大統領や裁判官を罷免させることができる。
大統領は行政の最高責任者でありまた陸海空軍の最高司令官である。議会の制定した法案に拒否権を行使できる。連邦最高裁判所判事を上院の同意を経て任命する。
連邦最高裁判所は違憲立法審査権を持ち、憲法に反する法令や行政措置を無効とする権限をもつ。
日本国憲法にも一部このような制度が取り入れられているのは周知のことである。
日本国憲法のモデルの一つとなったアメリカの国家機関に外見だけでも触れてみたいと思い、首都ワシントンに行き、外から見たり、ワシントンのシンボル「ワシントンモニュメント」に上って俯瞰して見た。また、幸い「プラチナチケット」を手に入れ議会の見学を行い、連邦最高裁の法廷も見ることができた。
以下報告しますのでご覧ください。
市内の中心部には、西にリンカーン記念堂、東にキャピトル(連邦議会議事堂)に挟まれた「モール」とよばれる長方形のオープンスペースがあります。そこを何回も暑い中あちこち歩いたのはいい思い出です。
緑多いモール
