蓮の花の蕾の高さで敬意の高さを示す
タイでは、日常的に合掌(ワイ)をして挨拶し、相手に敬意を示しています。ガイドに教えてもらったのは、相手によって高さを変えるということでした。以下、ガイドの実演によって示してみます。なお、この方はタイ人ですが熱烈な阪神タイガースファンだとのこと。ワイは手のひらをぴたっと合わせるのではなく、蓮の花の蕾の形を作るようにするのが正しいとのこと。目下の者から先にします。
左は手の先が顎より下で、相手が同年代または少し年上の人に対して。次は手の先が鼻のあたりで、尊属、先生など目上の人に行う。そして右の二つは仏像や僧侶などに行うもので、手の先は眉間の高さに置き、拝礼も伴う、というもの。なお、このガイドさんは、本当は多人数のツアーのための人なのだが、結果として私一人だけの個人ツアーとなったのに、このように一生懸命やってくれました。私について、どこでどう手違いがあったのか、「女性」だと登録されていたのに、男性だと分って、少しがっかりしたと思いますが、それでも全力でガイドしてくれました。
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