「魔王」から「菩薩」になったもの
私の友人の1人が、かつて東南アジアの国(名誉のため言うとタイではありません)から帰国し、成田空港でおなかが「超特急」になり、トイレで苦しみました。彼は無届で検疫を強行突破し、翌日かかりつけの医師に診てもらい、悪い伝染病ではないということで、ことなきを得ました。それで私に「飲食には注意していた。最後に飲んだものに入っていた氷のせいとしか考えられない。くれぐれも氷の入ったものは飲まないように。」とアドバイスをしてくれました。
それで氷だけは避けようと思っていましたが、現地日本語ガイドが「衛生管理を厳しく指導されたのでもう大丈夫。」と言い、毎日30℃を越す暑さで汗もかいていたので、意を決して冷たい飲み物(ほとんど皆砕いた氷が入っています)を何回か飲みました。タイの人は辛い料理を食べるためか、半面とても甘いものが好きです。ホテルのレストランで食べたチャーハンも日本の普通のものよりも甘みが強かったです。だから飲み物も氷を入れてちょうどいい甘さになるようです。幸い、私は「超特急」になるどころか、「準急」にも全くなりませんでした。まさに暑さから私を救ってくれた「菩薩」(上座部仏教の国には本当はいませんが、私は大乗仏教の国の者なので、敢えてそう呼ばせてもらいます)となった氷!! 飲んだもので写真を撮ったのは次の二つ。
左はタイ式ティー・ミルク入り。右はバタフライピーというマメ科の紫色の花のエキスの飲み物。真っ青の花もあり、ともに老化防止、薄毛、白髪予防の効果もあるとか。日本でこのティーを探してみよう!
後で紹介するとても熱心な若いガイドさんが示してくれたその花。各画像の著作権の問題があるけど、まだ知らない人に教えたいので許してください。これを飲んだ翌日、シーサッチャナーライでガイドさんがこの本物の花を見つけました!
