ユグドラシルの鷲
説明パネルには「ユグドラシルの枝の高いところに力強い鷲が１羽いて、遠くまで回りを見渡し、その大きな翼を羽ばたいている。小さな栗鼠（りす）ラタトスクが、野獣ニーズヘグ(敵意と悪意をもって切るもの)に鷲の言葉を運んで伝えるため幹を駆け下りている。ニーズヘグは世界樹の根をかじっている。」とある。
ラタトスクは、「ニーズヘグ」のフリーズにも登場していた。この鷲と栗鼠については、『古エッダ』「グリームニルの歌」[32]や『ギュルヴィたぶらかし』16に記載されている。鷲は「何でもよく知っているのだ。そしてその両眼の間には、・・鷹がとまっている。」と説明されている。
