第二次世界大戦
1939年9月、ヒトラードイツがポーランドに侵攻し、イギリス、フランスが宣戦して第二次世界大戦が始まった。また、このヒトラー、ムッソリーニと三国同盟を結んだ日本は、行っていた日中戦争への活路をフランスの植民地だったインドシナ(現ベトナムなど)への侵攻占領で見出そうとした。米英仏が重慶で抵抗していた中国蒋介石政権にインドシナを通して支援物資を送っていたのを断ち切ろうとしたのであった。米英はこれに対し石油禁輸などで対抗し、日本はオランダ領インドネシアの石油など資源獲得のため、また、イギリス領ミャンマーを占領しここからも出ていた蒋介石支援ルートを断ち切ろうとした。
1941年、日本はハワイ真珠湾のアメリカ海軍基地を奇襲攻撃するなどし、USA、イギリスと開戦した。第二次世界大戦は太平洋にまで拡大した。当初優勢に事を進めたかのように見えた日本だったが、日中戦争に苦戦しつ戦うこの太平洋戦争はしだいにUSAの反撃にかなうわけも無く、最後にソ連の対日参戦がとどめとなり、1945年8月ポツダム宣言を受諾して無条件降伏した。最後の局面でUSAは広島、長崎に原子爆弾を投下した。
一方、USAはヨーロッパではノルマンジー上陸作戦からヨーロッパを解放していった。
国立アメリカ歴史博物館にはこれらに関する展示がなされている。
三国同盟側が非人道的なことをした、という展示が続いていた。東条英機が日本の顔であった。
真珠湾攻撃をしかけた山本五十六連合艦隊司令長官も展示されていた。
東西でのUSAの反撃の様子。当然、マッカーサーも登場。東京大空襲。
「日本の多数の都市を爆撃で破壊したが、日本は降伏しなかった。アメリカ人は硫黄島と沖縄の戦いで莫大な被害を受けた。アメリカ艦船への『自殺的』攻撃は２カ月で最初の２年間の犠牲者よりも多くの水兵を殺した。広島を最初の原子爆弾が破壊したとき、100万人以上の軍が日本本土攻撃に向かっていた。第二の原子爆弾が長崎を破壊した。日本は降伏した。」という説明である。