チャングムファンの聖地巡礼記
大長今テーマパークにて
ソウル市から北へ車で約１時間。楊州(ヤンジュ)市にMBCが「大長今」で使ったオープンセットをそのままテーマパークとしたものがあります。ファンなら１回は訪れたい「聖地」の一つです。付近は墓場がすぐ近くにあるような寂しいところですが、ここだけぱっと花が咲いたような賑わいです。
このテーマパークについては、案内ホームページもあり、また多くのみなさんが行って、ホームページを作ってすでに紹介しておられます。ファンの末席の私は、直接行って私なりに感じたことを二つばかり書きたいと思います。
テーマパーク正面
最初に感じたのは、予想したより頑丈なしっかりした作りだということです。「半年くらいの撮影のため作った間に合わせのものだろう。そのうち壊れるから今のうちに。」と思って行ったのですが、違いました。ここの売店で売っていたDVD『大長今Highlight』の中にこのオープンセット幕開け儀式の様子があり、イ・ビョンフン監督が「ちゃんとした柱で作ったから20〜30年はもつものだ」と言っていました。
ちなみにこのDVDには、他にNG集や日常の姿でのイ・ヨンエさんら12人の俳優や監督の集まったテレビのトークショーなどが録画されていて「お宝」です。
次に感じたのは、このオープンセットは王宮内の建物をイメージして作られ、ドラマで王宮のそれぞれの建物の外のシーンをよく撮ったのでしたが、王や皇后、尚宮、女官たちの部屋の中はほとんどなく、あの室内のシーンはスタジオのセットで撮ったのだ、上手にこのセットでのシーンとスタジオ撮影を組み合わせたドラマだったのだ、ということでした。
立派な外観ですが、室内はほとんどないですね
もちろん、このオープンセットでは、ドラマのシンボルの一つ水刺間(スラッカン)や、チャングムとハン尚宮が互いの素性を知って涙で駆け寄り抱き合う「広場」、チャングムたちが閉じ込められた牢獄、庶民の家々などたいへん重要なシーンが多く撮られています。ファンの方なら次の写真がそれぞれどこだかすぐお分かりになるでしょう。
もう一度全部ドラマを見て、偉大なドラマ「大長今」についていずれまとめてみようと思っています。
