やはり南国。日本人には珍しい果物など
南部の高雄からさらに南に行くと、「南国」らしい植物が茂り、珍しい果物が作られ売られていた。
まず目に入ったのは、ココ椰子かと思ったが、竹のような節をもったビンロウ。この実をガムを噛むようにクチャクチャするのだという。ドライバーの眠気覚ましのため、実を道路沿いで売ってい店が多かった。私も噛んでみたが、渋い味が口いっぱいに広がり、石灰も入っているというためか、とても呑み込めない口の中の汁を吐き出すと、真っ赤になっていた。この後、コンビニで1リットルミネラルウォーターで何回もうがいをする羽目になった。
ビンロウの実と噛んだ後の赤い汁
南国のシンボル、ココ椰子も栽培されている。
また、冬に収穫される果物、蓮霧(れんむ。ワックスアップル)もよく見られ、一番売られていた。皮ごと食べた感じ、味は、梨のよう。
実に白い袋が被されている。
右はより甘い味に改良された「黒金剛」という品種。
この他、日本でも馴染みのバナナやマンゴーも栽培されている。
バナナ
マンゴーの木と花
栽培されているところは見られなかったが、おもしろかったのが「シャカトウ」。釈迦の頭に似ているから名付けられた。パパイヤに似た歯触りで上品な甘い味だが、種が多い。
シャカトウ
