農民生活
韓国民俗村での屋外展示建物を見る(その2)
村の入り口には、魔除けの石や、これも魔除けで有名な「天下大将軍」と「地下大将軍」がある。ここには各地から集められたものが屋外展示されている。 神を呼ぶため、五行説に基づいて青(木)、赤(火)、黄(土)、白(金)、黒(水)の布を結んだ木。チャングムとハン尚宮が宮廷の味噌が悪くなった原因を探るため、ある村で村人が味噌のできを神に祈るのを見るシーンにこれがあった。右が実際に撮影で使われた木。 村にはなかったと思うが、様々な建物に、すべてを生む根源の陰(青)陽(赤)を示した蝋燭被いが吊り下げられていた。
南部地方の民家
全羅道湖南地方の中規模の農家。
この展示されている農家の入り口には、子供が生まれたことを示すとともに、悪い気が入らないよう、来客の遠慮を願う注連縄のようなものが掛かっていた。赤唐辛子が挿してあるのは男子誕生を示す。
母屋と倉などの外棟が横二列に配置されているところに特色がある。
女性の部屋で食事をしているところと台所。
台所にあった五色でよぶ神の場所
北部地方の農家
南部のものに比べて、建物の配置がばらばらなこと(風が強いので分散させたという)、寒いからか縁側がないことなどに特徴がある。
南部地方の大家
地方有力者の家。チャングムでは、チェ・パンスルの屋敷として撮影された。
左手が男性の棟。右手が女性の棟。
主人の寝室兼応接間
女性の部屋