ハイデッガー
Martin Heidegger 1889〜1976
ドイツの実存主義哲学者。人間は「死にのぞむ存在」であることを自覚し、自己の有限性を見つめ、自らの決意によって自己本来の生き方を取り戻すことができるとした。
その生まれ故郷メスキルヒ
ハイデッガーの生まれたメスキルヒは、ドイツ南部のバーデンビュルテンブルク州にある。州都シュトゥットガルト市から南に87キロである。鉄道でシグマリンゲンに行き、そこからバスで入る。ちなみに、この町は、哲学者西田幾多郎の故郷、石川県宇ノ気町と姉妹都市である。
メスキルヒの概観と、公園に掲示されていた姉妹都市のプレート。
町の真ん中の広場に面して、ハイデッガーが幼少期を過ごした家がある(3つ並んだ家の真ん中の家)。
左はハイデッガーの家を示すプレート。右はその家の近くの旧領主館で、ハイデッガー資料館となる予定。
町のギムナジウムは「ハイデッガー・ギムナジウム」という
「野の道」
メスキルヒから、ハイデッガーが若かったころよく歩きながら思索をし哲学の道を志すにいたったという「野の道」が畑の中を通っている。右は彼がよく腰掛けた「道」の途中のベンチ。
