「魯」健在なり

　青島から車に乗って他の車を見てすぐ気付いた。ナンバープレートに「魯」とあるではないか！

　ガイドに聞くと、「各特別市、省、自治区ごとに一字の漢字を用いてそれぞれの管轄の車を示す。」「『斉』という同時代の国の名をつける意見もあったが、文化のレベルの高かった『魯』の方にした。」とのこと。孔子の故国は魯国。何かうれしくなった。

　「魯」に続くＡやＢなどのアルファベットは地域を示し、山東省の場合、省都済南がＡ、青島はＢである。　

　この「魯」＝山東省の他に、私が見たのは「豫」（よ）＝河南省（かつて豫と言われていた）、「粤」（えつ）＝広東省（春秋時代に百粤と言われていた）などである。「京」はもちろん北京特別市。

　写真を夢中で撮っていると、すごいものに出くわした。

　左は山東省の警察、右は空軍のもの。次のｏナンバーは「要人」のものだとか。

　

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