原色が好きだ
街を歩いていると店の看板は当然ハングルだが、それ以上に日本との違いを意識した。それは看板の文字の色が日本とは違う色使いだということ、特にかなり鮮やかな原色が多い、ということだ。また、看板も日本に比べて大きい。看板は商売のためなのだから当然だが、日本との美意識の違いがある。
慶州市内にて
それぞれ扶余市内にて
私は日本に帰って来てから今までよりよく街の看板を見るようになった。日本は、韓国のように色を背景に文字を白抜きしたものより、白地に文字を書いたものが多い。また看板なしで文字そのそものを建物の壁に貼り付けたものも多い。また、まず韓国にはほとんどないだろうが、木の看板に黒で筆書きしたような「わび」「さび」系のものもある。
もともと王宮や寺など伝統建築には、「丹青(タンチョン)」という極彩色が使われていた。この伝統のためかもしれない。
ちなみにネクタイの色も日本に比べて「派手」な感じがする。
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