イギリス食文化の一端Renewイギリス食文化の一端
ボリューム満点のイングリッシュ・ブレックファスト
ベーコン・アンド・エッグス、フランクフルト(？)ソーセージ、焼きトマト、
ポテトフライ、焼きマッシュルーム、豆の甘煮、トースト、そしてミルクティー
右は、カリカリのトーストにする機械(このようにパンを載せると自動的に中に送られ、焼かれて下に落ちてくる)。
「国民食」フィッシュ・アンド・チップス
鱈の「天婦羅」と、いわゆるポテトフライ。
右の真中の、薄い酢とカラメルソースから作る独特の調味料や、右手前の塩をかけて食べるとのこと。
他にも､右に見えるトマトケチャップやなんと「トンカツソース」風の調味料を好みでかける。
このソースは、イギリス独自のソースの一つHP(エイチピー)ソースである。
成分は、トマト、大麦麦芽から作った酢、糖蜜、ブドウ糖、果糖、酒酢、砂糖、デーツ(ナツメヤシの実)、トウモロコシ粉、
ライ麦粉、塩、スパイス類、タマリンド(熱帯産果物)など
メーカーの「HP社」のソース、という意味で、HPとは、House of Parliament の略だとか。
これまた「国民食」サンドウィッチ
どこのスーパーやキオスクなどでも売っている。
ライ麦の入った茶色いパンが多い。
また、七面鳥のローストなど、日本では見られない具がある。
約３００円で買え、旅費節約にはよいが、飽きが来る。
パブ
ロンドンのバブの一つ
パプ・ランチ(ソーセージ)とビール。ラガー・ビールと茶色のビター・ビール、黒ビールなどがそろっている。
左が黒ビール。右は別のパブで飲んだビタービール。
優雅にアフタヌーン・ティー
ホテル「ドーチェスター」でのアフターヌーンティー。2002年NHK
「味わいパスポート」で若村麻由美さんがここで味わったのを踏襲した。
若村さんが味わったコースかどうかわからないが、
私の頼んだコースでは何とレッドシャンパンが最初に出て来た。
そしてティーとミニサンドイッチが出る。
テイーはもちろんミルク・ティー。
スプーンを右手で持ちかき回し、右手でカップを持ち、左手でお皿も持って飲む。
なんともいえない上品なティーの香りが広がる。
ここのサンドイッチは、キュウリ、ツナ、サーモン、
チーズ、チキン、エッグがある。好きなだけ食べられる。
次いでスコーンが運ばれて来る。右にそのスコーンがある。
上の皿には左にイチゴジャム、右にバター、上にクロテッド・クリーム。
スコーンに付ける。
スコーンは横に切り、ジャムとクロテッド・クリームは必ず塗る。
スコーンなど食べ物は左手でつまんで食べる。
最後にショートケーキ。7種類も出て、「お好きなだけどうぞ。」には参った。
イギリス料理定番、ロースト・ビーフ
ロンドンのシンプソンズ・イン・ザ・ストランドという有名レストランにて。
シェフが席まで塊を持って来て、
「ベスト・イン・イングランド」と言って3〜4枚切り分けてくれる
例えようのないようないいビーフの匂いが広がる瞬間。
肉汁をしょっぱくしたようなソース(グレービー・ソース)をかける。付け合せは、
左にシュークリームの皮を少し焦がしたような「ヨークシャー・ブディング」、
右にポテト、そして茹でキャベツ、中上にホース・ラディッシュ(西洋わさび)。なお、2013年にまた行った時は、ポテトと茹でキャベツは無かった。
