マハトマ(偉大な魂)
1869年に生まれたガンディーは、インド国民議会派の指導者として、インド独立のため非暴力主義の運動を進めて、「独立の父」「マハトマ(偉大な魂)」と尊敬されている。ガイド氏も「ガンジー様」と呼んでいた。ニューデリーには、彼が最期まで住んでいた家が残されている。そこはまた、1948年、凶弾に倒れた場所でもある。
家は博物館になっている。左はガンディーの部屋。右はガンディーの遺品の杖や眼鏡など。
博物館には、ガンディーの生涯が精巧な人形で展示されている。弁護士として赴いた南アフリカで1等車から降ろされ差別されているところ、イギリス製の衣類を集めて焼却しようとしているところ、イギリスの専売支配に対抗して塩を自力で作っているところなど。
部屋から通じる中庭。夕べの祈りに出たところを、イスラム教徒との対決を主張する狂信的なヒンドゥー教徒に撃たれた。彼の最後の足跡と、撃たれた場所を示す記念碑がある。下の写真の左側の赤い建物に向かう途中だった。
ニューデリーのラージガート。ガンディーを荼毘に付したところであり、いつも多くの人々が訪れている。
ニューデリーにある、塩作りに行く「塩の行進」記念碑。先頭に立つマハトマ。
インドのどの額のお札にもガンディーの肖像が使われている
