塔の立っているところがオリーブ山
一番最初に起こされたい
エルサレムの東側に「オリーブ山」があり、ここからのエルサレムの眺めは抜群である。ユダヤ教では、世界終末の日、ここに神の使わしたメシア(救世主)が現れると信じられている。そして今は閉じられている向かいのエルサレム城の黄金門を開けて入り、死者を眠りから覚まし、最後の審判を行うという。正しく生きたと認められた人には永遠の命が与えられ、悪人は永遠の滅びに落とされる。
塔の立っているところがオリーブ山
黄金門
このオリーブ山と、黄金門のある城壁の間は「キドロンの谷」とよばれ、そこには多数のユダヤ教徒の墓がある。最後の審判の時、メシアの現れるオリーブ山の一番近くであり、真っ先に起こされると信じてのことだという。
石棺